捨てたら現実が変わるもの

動画感想

 こんばんは、フェイスです。今日もブログを更新していきます。今日は、Kenji Spiritさん(以下主)の動画を見ての要約と感想を書いていこうと思います。下に動画のURLを貼っておきますので、見たい方はそこから飛んでください。

 主は3年半前までレストランで働いていたのですが、そのときにあるものを捨てたことによって人生が大きく変わったといいます。もともと役者を志望していたのですが、そういった背景も含めて記事を書かせていただきたいと思います。

思考の変化が人生を変える

 主がレストランで働いているときに捨てたもの、それは「無理すること」です。なぜなら、人間は普段感じていることが現実になるからです。主の場合で言えば、「役者として成功しているイメージ」があったのです。

 一方、自分の思考に対してはどんな感情があったのか、実はこちらの方が大事だというのです。なぜなら、感情とは「自分が信じていることによって感情の反応の仕方が変わるから」です。いいかえるなら、自分が信じていることしか現実にはならないということです。

 主は、役者として成功しているイメージはありましたが、それに対して「重たい」と思っていたそうです。つまり、役者として成功しているイメージはあるものの、それに対して「難しい」「無理している」という思いがあったためです。その感情こそが現実になるといいます。

無理をやめて変わったこと

 主は、「心地よい場所」にいれば心地よいことが現実になるといいます。そこで、レストランで働いているときに捨てたことが「無理をすること」だといいます。いいかえれば、「がんばる」ことをやめたのです。しかし、レストランでの仕事は続けていました。それは、生活のことがあるからです。なので、やめたのは「がんばることへの無理」ということです。

 役者への道をあきらめて、レストランに専念する。でもこのままがんばるとぽしゃってしまう。だから、力を抜いてがんばったというのです。しかし、それをやろうと思っても最初はなかなかできなかったそうです。それは、これまでずっとがんばって生きてきたからです。そうなるともうがんばれないと思っていたからです。

 そこで主がやめたことは、今いる場所からステップアップして上がろうとすることです。具体的にいうと、仕事でより良い結果を出そうとすることや、より良いイメージを持つことです。なぜならつらいからです。自分の中で無理と思いながらがんばることをやめたといいます。そうすると、だんだん余裕が出てきたということです。

余裕が出てきたことで気づけたこと

 余裕が出てくると、これまでの自分が「よりよくなりたいけどダメだ」と思っていたことに気づけたといいます。余裕がないときはこの「ダメだ」という感情に気づけなかったそうです。そしてもっとがんばっていたと。

 がんばってもそこで感じていることを一か所に向け続けていると、そのときの感情が強化されてしまうそうです。この場合は「ダメだ」という感情がより強化されていたのです。それがいままでの「ダメだと思いながらがんばっていた」という状態だったといいます。ダメだと思いながら行動してもダメだという結果しか出ません。なぜなら、行動そのものよりも、そこで感じていることが結果の源になるからです。ここでは、「ダメだ」という感情が結果の源ですね。たとえ努力をしても、それ以上にその根底にある「ダメだ」という感情の方が影響が大きいといいます

 そこで主は、「無理しなくていい」という状態になれたといいます。「もっと楽になっていい」という考えになって、楽しいという感情に目を向けて、好きなことに意識を向けていけたのです。なぜなら今までは無理して努力して落ちてしまっていたからです。結果として生きやすくなり、感情のベースが「心地いいなあ」に変化していったといいます。「ダメだ」から「いいなあ」と現実が変わってきたそうです。

 コーヒーや映画、漫画のドラゴンボールを楽しむようになり、そういうものが好きだということをはっきり実感できたそうです。感じていることが現実になるので、この「いいなあ」という感情が現実になったといいます。

好きなものを意識する

 それからは、その「心地よい」ことに集中するようになったと主は言います。仕事をしながらでも、好きなことに意識を向けるようになり、スムーズで楽しくなったといいます。感じていることがよくなったので、現実もそのようによいものになっていったのですね。給料も上がり、周りの人がやさしくなる、時間に余裕ができる。そこで、主はブログをはじめました。なぜなら余裕ができたことで何かを発信したいと思ったからです。

 その後はユーチューブをやってみようと思い、それが現在につながったといいます。現実が変わるために「無理すること」をやめた結果です。もちろん、やるべきことはやります。必要以上にその場をよい方向へ変えることをやめたといいます。

 あとから気づいたそうですが、必要以上に力が入っていることは、重いものをもって水に沈んでしまう感じだそうです。そこから浮かび上がるためには重たいものを放さなきゃいけない。そうすれば浮かんでいって息ができる。息ができて初めて無理していたことに気づける。必要以上に変わろうとすることを手放す、ダメだと感じているものを手放す、そうすることで自分自身がすっきりすることができ、気分が上がっていくのです。

 そういったことを経験して、主は流れが変わっていったといいます。変わろうとしても根本をたどっていくと「ダメだ」というところがベースにあると何かをがんばろうというところにつながっていくそうです。そうではなく、「心地よい」というところにいることで現実が変わっていくそうです。くりかえしになりますが、大切なのは「ダメだ」と思いながらがんばることをやめることです。

ここまでを通しての感想

 ここまでをまとめてきましたが、私はこれを聞いていて、大切なのは「視野を広くする」ことかなと思いました。人間は目標に向かってひたすらがんばることが多いですが、それは必ずしも結果につながるわけではなく、空回りしてしまうこともありますからね。がんばっているときはとにかくがんばるということに意識が向いちゃって、他のことを考えられなくなってしまうことってよくあると思います。

 そんなときに一歩立ち止まって考えてみると、これまでやってきたことを同じ方向に進むことがベストなのかな?という疑問が出てくることがあると思うのです。じぶんでは「これしかない」と思っていても、立ち止まって見て冷静に考えてみることで「方向転換してもいいんじゃないかな」と思えたりします。

 「やめることは逃げること」っていう感覚は義務教育の影響も大きいんじゃないかなと思うのです。義務教育って最後までやり遂げることを美徳としていますが、大人になったら思い切ってやめてみること、新しい道を探してみるということも大切だと思います。それは「逃げること」ではなく、新たな可能性を探るための「挑戦」ともいえるんじゃないかなと思います。例えば転職や新しい趣味への挑戦、引っ越しなどいくらでもあります。

 終身雇用が崩れてきてこれからは転職をする人も増えてくると思います。もちろん転職をする理由も人の数だけあります。でも大切なことは、自分で考えて後悔しない選択ができるかどうかではないでしょうか。道を変えることが正解かどうかなんて誰にもわかりません。うまくいかないこともあると思います。でもそれは結果がすべてではなく、「自分はこんな決断ができるんだ」と思えることが大きいのではないでしょうか。それは大きな自信になり、人生に必ずプラスになると思います。

 ということで、本日のブログはここで終わりにしたいと思います。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。それでは、おやすみなさ~い。

 

 

 

 

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