こんばんは。フェイスです。今日もブログをやっていきます。さて、今日は前回の続きになります。上に載せてある動画の後半部分を抜き出して、感想を書いていきます。見出しにも動画の時間を書いておきますが、後半は14:07~になります。紹介している本は、「いくつになっても恥をかける人になる」(中川諒著)です。簡単に説明すると、「恥をかくことの素晴らしさ」を書いた本です。では、中身にふれていきましょう。
恥は理想の自分と現実の自分とのギャップから生まれる(15:18~)
私たちが恥を生み出す原因ですね。ここでは、私たちが理想と現実のギャップを抱えているから恥を感じると書かれています。例として出てくる「頭がよくない自分をばれたくなくて授業で手を挙げられなくなり、人が多い場所で何も発言できなくなる」というのはよくわかります。
私もあるときから自分を積極的に人前で出せなくなる時期がありましたが、今思うとこれは馬鹿にされたくないとか、かっこ悪いところを見せたくないという心理がありました。しかもその当時は自分でそのことに気づいていませんでしたからとても厄介です。
現実の自分より大きく見せたいというプライドが恥の理由なわけです。そうならないように現実の自分を受け入れて、一歩ずつ成長していくことが大切だというわけです。これは肝に銘じておく必要がありますね。
尊敬されようとするから恥を感じる(16:36~)
尊敬されたいから、自分を大きく見せようとして恥をかけなくなる。こうなると、かっこつけてばかりになり、行動ができなくなっていくと解説されています。
そこで大切なのが、「尊敬される人」ではなく「応援される人」をめざそうということです。そういう人は、かっこよく思われようとしていないから、恥ずかしい話や失敗話を隠さずに言えるのです。だから人が寄ってきて応援したくなるということですね。
ここでふと思ったんですが、お笑い芸人の小島よしおさんはどうなのでしょうか。自分をかっこよく見せようとせずに恥知らずのフルオープンネタでしたが・・・・・応援されるかというと、うーん!でも私はあの芸風が好きで今でもユーチューブの動画を探しては見ることがあります。
恥を避けるとチャンスを逃がす(18:03~)
恥を捨てて小さく行動している人は、後から振り返ったときに大きなチャンスだったというものをつかめると言われます。その理由ですが、多くの人は恥ずかしいと思うと行動ができないから、そしてそれがチャンスを逃がすことにつながるからだと解説されています。
しかし、そうやって恥をかいても行動した人が数年後に大きなチャンスをつかめるということです。やるかやらないかを選ぶ状況になったときに多くの人は無意識に恥が頭をよぎってやらない選択肢をとる。だからこそ恥を気にせずに行動できる人には後にチャンスが巡ってくる、と。
しかし恥を捨てなければチャンスはつかめない。スティーブ・ジョブズの言葉「ハングリーであれ、愚かであれ」が紹介されています。これは人が年を取ったり、安定したり、成功したりすると恥を避けたがるからそういう人に向けて言った言葉らしいです。
このように、「失敗したときの恥と成功したときのメリットは天秤にかかっている」。これからは「恥ずかしい」と思ったら一方で「これはチャンスかもしれないと思おう」と紹介されます。
そう考えると私は今まで恥を怖がって飛び込めなかったことがたくさんあったと思います。でもこれからは恥を過度に恐れずに、成功したときのメリットを見るようにしようと思います。かの有名な「進めば2つ手に入る」ですからね(おっと誰か来たようだ)
自分が恥だと思うことを他人は何とも思っていない(19:40~)
「自分の恥は覚えているのに他人のことは覚えていないのか?はっきり言おう、誰もお前に興味がないのだ」。いきなりこんなくだりで始まります。
「自分が恥だと思っていることを他人は何とも思っていない。それはただの自意識過剰だ」と説明されます。自分の恥を捨てられれば、今よりもっと行動できるようになるはず。だいぶ短くまとめられています。
恥をかくほど成長できる(20:33~)
人は恥をかいたときに最も成長できると説明されています。人は新しいことに挑戦すれば、失敗して恥をかく。そして恥をかいた瞬間が多くのことを学んでいる瞬間である。恥を乗り越えて行動すればするほど多くの成功を手にできる。
いやー。ごもっともです。私は昔から家庭屋から学校で完璧を求められすぎていたのかなと思うことがあります。少しずつ習得していくということが許されずにいきなり完璧を要求されるといったね。実際には50点くらいしかできないのですが。
「失敗してもいいからやってみる」という考え方は「失敗する可能性があるんだったらやるな」という考えより絶対に成長につながると思います。経験に勝る教材はありません。
最後に「最近恥をかいていないなら、それは成長したからではなく、単に挑戦していないだけ」。もっと成長したければ、もっと恥をかいていくべきだろうという言葉で締めくくられています。
迷ったら恥ずかしい方を選ぶ(21:34~)
これがこの本のメインテーマと言われます。私たちは合理的に生きているつもりでも、無意識に恥をかかないほうや何もしないほうを選んでいるそうです。こうやって自分を守っているのですが、これでは何も成長しない、と解説されます。
そこで、迷ったら恥ずかしい方を選ぶと。
- 無視されそうでも挨拶する
- 気に入っている人に声をかけてみる
- 英語ができなくても海外に住む
こういった例が紹介され、その後著者も「迷ったときは恥ずかしい方を選ぶ」というルールを自分に課してから素晴らしいキャリアになったと説明しています。
恥を捨てて行動できるだけでその人は強い、変なプライドをもったまま中年になったらそれは悲惨である。
今のうちに知れてよかったと思う内容です。私は最近変なプライドを持ってても何の役にも立たないなとだんだん思ってきましたが、ここで背中を押されたような気がします。
恥をかかせてくる人から離れる(22:43~)
ここでは、わざわざ恥をかかせてくる人、マウントをとって上に立とうとする人からは逃げることが大切だと説かれています。恥をかかせる人が近くにいると、人は委縮して行動できなくなったり、発言ができなくなるといわれます。
そういう人は人を茶化すことで無意識に上に立とうとしてくる。そういう人は害になるので、友達や親であっても離れた方がいい。
これはありますね。学生時代にアルバイト先でそういう人がいましたが、少しでもミスや遅れがあるととにかく揚げ足をとられてストレスがカンストでした。いや、ちゃんとしてても文句を言われることもありました。それも今では昔話ですw
終わりに
ということで、今日はフェルミ動画の後半部分を要約してきましたが、思ったより長くなった気がします。「こうじゃなきゃダメ」という思い込みから「これでいい」と思えるような変化を感じられる内容でした。「恥を避けていては成長はできない」というのは、うすうす気づいていながらどこかで見て見ぬふりをしていたのかなと私は思います。
ブログではこんな感じで好きなように書いていますが、リアルな私はここまではっきりとものをいうことがなかなかできません。それはどこかに「恥をかきたくない」とか、「変わったやつだと思われたらどうしよう」といった恐れがあるのだと思います。もちろんそういった気持ちも大切なことだと思いますが、「恥を恐れて何も行動できなくなる」ということは避けたいと思います。
ここで学んだことを少しでも自分の人生の学びとしてつなげていくことが大切です。「成長につなげたい」ではなく、「必ず成長につなげます」という誓いです。「~したい」っていうひとってほとんどは結局行動しないままのひとが多いように思います。なんか理想や願望で終わっている感じですね。
最後まで読んで読んでくださった方、ありがとうございました。また次回も読んでいただけると、励みになります。それでは、おやすみなさい(^-^)
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